ご挨拶
人工知能技術を応用したデータ分析に関する研究開発の経験と、データ分析を活用したビジネスコンサルティングの経験を活かして、企業様におけるデータ分析・活用をご支援させていただくコンサルティング会社を設立いたしました。
近年、ビッグデータやIoT、人工知能といったキーワードとともにビジネスでデータを活用していくことが浸透してきましたが、データはあるけれどどのように活用していけばよいか分からない、分析はしてみたもののこの結果が何に役立つのか分からないといった悩みを抱えられている企業様は少なくないように感じます。
それはおそらく最初の段階でデータ分析から活用までの設計が十分検討されていないことがあるのではないでしょうか。解決したいビジネス課題を明確にし、データ分析によってどのようなアウトプットが出てほしいのか分析目的を設定し、そのためのデータの選択・前処理、適切な分析手法の選択・実行、結果の考察とアクションの検討といった、データというスタートから課題解決というゴールまでをつなぐプロセスをきちんとデザインしてから臨むことがとても重要です。しかし実際は業務知識や分析の専門知識だけでなく構成力も求められるのでなかなか難しいことです。
現在ではデータ分析の教科書や研修も多くございますが、企業様によってビジネス課題も保有データも様々ですし、数学的な最適解が得られてもビジネス的にはなかなか受け入れられないといった企業様の事情や思惑もあるかと思いますし、教科書通りには機能しないのが実ビジネスでのデータ分析かと思います。
私共はお客様の業務経験・知識・アイデアをお借りしながら、お客様の課題を解決に導くデータ分析をきちんとデザインし実行することで、お客様のビジネスをご支援させていただきます。
またデータ分析をされたことのある方なら皆様共感できることかと思いますが、データ分析はとても楽しいです。感覚で思っていたことが客観的な結果として現れたり、見えていなかった要因やルールが存在することが可視化されたり、まるで遊びのようにワクワクするものです。ただ、ビジネスにおけるデータ分析は遊びではないので、そんなデータ分析への知的好奇心は維持しながらも、それを賢く活用することが重要で、そうすればデータ分析はビジネスでとても強力な武器になります。そのためのデザインを追及すること、それによって少しでも多くの企業様がデータ分析の有用性を感じていただくことが私共の使命と感じてチャレンジを続けています。
2017年6月1日
株式会社アナリティクスデザインラボ
代表取締役 野守 耕爾
経歴
- 2012年3月 早稲田大学大学院 創造理工学研究科 経営システム工学専攻 博士後期課程修了 博士(工学)
人間工学を専門領域とし、人間行動の計算モデルの開発を研究
(2010年4月~2012年3月 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員DC2に採用) - 2012年4月 独立行政法人産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター 入所
センシング技術を応用した子どもの行動計測と人工知能技術を応用した行動の確率計算モデルの開発を研究
(2008年4月より同センターの技術研修生として研究に従事) - 2012年12月 デロイトトーマツグループ 有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス 入所
データサイエンティストとしてビッグデータを活用したビジネスコンサルティング及び分析技術の研究開発に従事 - 2017年6月 株式会社アナリティクスデザインラボ 設立
賞歴
- 2018年7月 人工知能学会 2018年度全国大会 優秀賞
- 2018年3月 経営情報学会 2018年春季全国研究発表大会 優秀報告賞
- 2015年11月 日本マーケティング学会 マーケティングカンファレンス2015 ベストペーパー賞
- 2015年4月 サービス学会 第2回国内大会 Best Paper Award
- 2013年3月 ヒューマンインタフェース学会 学術奨励賞
- 2011年6月 日本人間工学会 大島正光賞(最優秀論文賞)
- 2009年9月 日本人間工学会 第50回大会 最優秀研究発表奨励賞
保有特許
- 特許第7221527号「分析方法、分析装置及び分析プログラム」(2023年2月6日登録)
- 特許第7221526号「分析方法、分析装置及び分析プログラム」(2023年2月6日登録)
- 特許第6085888号「分析方法、分析装置及び分析プログラム」(2017年2月10日登録)